| ◆治療の開始時期 |
矯正治療はいつ始めればよいの?
治療を開始する時期は、年齢、症状、治療方針などによって様々です。
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◇子供の場合
歯の生え代わりや成長があるので大きな効果が期待できます。 しかしその反面、あごの骨の形態や歯並び・かみ合わせを悪くするような環境(指しゃぶり、いつも
口を開いている、口で息をする、唇をかむ、など)を放置すれば、しだいに症状が重くなってしまう
危険性を併せ持っています。適切なタイミングで治療を受けることがあごや歯の健全な発育に不可欠
であり、症状の予防や早期改善にとても大切です。 |
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◇成人の場合
歯肉が健康であれば治療の開始年齢に制約はありません。現在では歯列矯正は子供だけのものではなく
20代から40代を中心に、小さいころに治療する機会のなかった多くの方々が治療に取り組んでいます。 |
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◇3歳前
乳歯の歯並びの完成前
この時期に治療を開始することはありません。将来に歯並びを悪くする可能性がある習慣、たとえば指しゃぶり、おしゃぶりの長期常用、下あごを
前や左右にずらしてかむなどの癖、などに注意する必要があります。 |
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◇3・4・5歳
乳歯の歯並びが完成した時期
この時期に治療を開始することは稀です。症状があっても経過を観察して治療の開始時期を決定する
ことが多いでしょう。 |
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◇指しゃぶりを続けている場合
骨の変形、上の前歯の前方への突出、下の前歯の歯並びがデコボコになるといった可能性があるため、
防止するための装置を使用することがあります。 |
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◇下あごを左右にずらしてかんでいる場合
将来の顔の変形につながる恐れがあるため、乳歯の一部を削ったり、狭くなっている歯並びを拡げる
ことがあります。 |
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◇6・7・8歳
前歯が生え変わる時期(軽度のデコボコの歯並びの場合)
乳歯の時期に前歯がきれいに並んでいると後から生えてくる永久歯の方が遥かに大きいため、そのま
までは隙間が足りずデコボコや八重歯になる可能性があります。前歯が並びきるように乳歯を削ったり、
歯並びを拡げたりしてデコボコや八重歯を予防します。 |
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◇軽度の受け口の場合
前歯の生え変わりを利用すれば短期で改善する可能性があるため、この時期になってから上の前歯を前
に出す治療をします。 |
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◇中等度
(下あごが大きい/上あごが小さいなど骨格性)の受け口の場合
永久歯になってから本格的な治療をする必要があることが分かっていても、前準備としての治療をする
ことがあります。 |
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◇9・10・11歳
横の歯が生え変わる時期(中等度のデコボコの歯並びの場合)
歯並びの大きさを拡げる治療を開始します。 |
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◇軽度、中等度
(上あごが出ている/下あごが小さいなどの骨格性)の出っ歯の場合
下あごの成長を促進させてあごの大きさを整え、さらに横の歯の生え変わりを利用して出っ歯とかみ合わ
せを改善する治療を行ないます。永久歯になってから本格的な治療をする必要があっても、前準備として
の治療をすることがあります。鼻の病気や扁桃腺が大きいことが原因で日常的に口で息をする癖があると
効果が劣ることがあります。 |
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◇12〜18歳
12歳臼歯がはえ、永久歯のかみ合わせが完成した時期(重度のデコボコの歯並びの場合)
すべての歯を無理に並べようとするとあごの骨に収まりきらず、かえってかみ合わせがくずれたり口元が
膨らんだりするなどの悪い影響が出ることがあります。そのような場合に歯の数を減らして治療します。 |
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◇出っ歯、受け口、その他の症
歯の生え変わりや成長の力を利用して治療する必要が無い場合
この時期以降に治療をすることも可能です。 |
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◇18歳以降
成長が終了してからどのような症状であっても、その年齢で可能な良い状態に治療することができます。
ただし年齢が高くなるにしたがい歯の動きが悪くなるため、治療期間が多少長くなる可能性があります。
また、成長と生え変わりを利用してあごの大きさとかみ合わせを整えるような治療はこの年齢ではでき
ません。 |
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◇重度
(著しい上下のあごの大きさの不一致)の受け口、出っ歯、顔の歪み (顔が左右非対称なことによるかみ合わせのずれ)の場合
顔とかみ合わせの両方を手術を含めた外科的矯正治療により改善するときには成長が終わってから治療
を行います。 |
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