しかし、成人してからも治療をすることは十分に可能です。
子供の時期の治療は、その方針の主眼を、
“全体をできるだけ良くする”とか、
“歯を抜かないで可能な限り治療する”
などに置きます。
そして体の成長に合わせて、顔と口もとの形態を正常に完成させ、
良い歯並びで正しくかむことができるようにします。
しかし成人の治療では考え方を柔軟にしなければなりません。治療するときに考慮しなければならないことが、子供とは少し違うからです。
例えば、
『気になるところのみを優先する』
『美容的な目的を満足させる』
『治療効果を高めるために抜歯も検討する』
『完璧を求めずにできるだけ治療期間を短かくする』
『装置を目立たせない』
など、矯正治療の専門医からみて決して100点満点ではなくても、患者さまのニーズを必要十分に満足させる治療方針が大切になってきます。
「私はもう20代後半だし、いい年をしてと思われるかもしれないし、あきらめようかなと何度も思ったのだけれど、やっぱりこの口のままでいるのは嫌なんです。」
年齢を気になさる必要はありません。
最先端の歯列矯正は子供だけのものではないのです。子供のころに治療する機会がなかったけれど、実は今でもずっとコンプレックスに思っている、そんな大人の方も積極的に治療をされています。